- [ミグラード 朗読劇「銀河鉄道の夜」]
- [春の先の春へ 震災への鎮魂歌/古川日出男、宮澤賢治「春と修羅」を読む]
- [ろうそくの炎がささやく言葉]
- [チェルノブイリ 家族の帰る場所]
- [英語で読む銀河鉄道の夜]
- [馬たちよ、それでも光は無垢で]
『ミグラード 朗読劇「銀河鉄道の夜」』
(古川日出男、管啓次郎、柴田元幸、小島ケイタニーラブ著、CDブック、勁草書房、2013年刊)
古川日出男による脚本決定稿、柴田元幸、管啓次郎の書き下ろし小説、
小島ケイタニーラブのオリジナル楽曲を収録したCDブック。
ミグラードMigrado――エスペラント語で「渡り」。
列車がはしる、わたっていく――幻想第四次の鉄道を、どこかへ。ほんとうの幸いをさがして。
「この列車は、じっさい、どこまででも行きますぜ。」
列車がはしる、わたっていく――
幻想第四次の鉄道を、どこかへ。ほんとうの幸いをさがして。
https://www.keisoshobo.co.jp/smp/book/b122046.html
『春の先の春へ 震災への鎮魂歌/古川日出男、宮澤賢治「春と修羅」を読む』
(CDブック、左右社、2011年刊)
「春と修羅」「青森挽歌」「永訣の朝」など賢治詩の代表作を古川日出男が全霊をこめて朗読する。小池昌代、管啓次郎によるエッセー、解説付。
http://sayusha.com/catalog/books/kenji/20120120252
▶ドキュメンタリー映像(撮影・編集 大川景子)
『ろうそくの炎がささやく言葉』
(管啓次郎/野崎歓編、勁草書房、2011年刊)
明かりの消えた夜に1本のろうそくのまわりに集い、その明かりで朗読するための短い詩と物語のアンソロジー。谷川俊太郎、堀江敏幸、新井高子、ぱくきょんみ、小沼純一、柴田元幸、古川日出男ら、国内外31人の作家・詩人が参加して編まれた、東北のための言葉の花束。
http://www.keisoshobo.co.jp/book/b92615.html
『チェルノブイリ 家族の帰る場所』
(フランシスコ・サンチェス文、ナターシャ・ブストス画、管啓次郎訳、朝日出版社、2012年刊)
1986年4月26日、チェルノブイリ原子力発電所事故により、土地を突然に追われ、あるいは愛した土地に留まった〈家族3世代の物語〉を描く、スペイン発のグラフィック・ノヴェル(漫画)。
http://www.asahipress.com/bookdetail_norm/9784255006383/
『英語で読む銀河鉄道の夜』
(ロジャー・パルバース翻訳、筑摩文庫、1996年刊)
賢治をこよなく愛する作家・戯曲家・詩人による、『銀河鉄道の夜』英訳決定版。本公演でも、この訳と柴田元幸訳を併用。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480031631/
『馬たちよ、それでも光は無垢で』
(古川日出男著、新潮社、2011年刊)
あの日以来、私は時間を喪失した。世界はテレビの向うにあり、自分こそが彼岸にいた。涙がこぼれる、自問する、どうして私は死なないのか。どうしたら苦をともにできるのか――。
震災からひと月、作家は福島県浜通りをめざす。目にした現実とかつて描いた東北が共鳴する、小説家が全てを賭けた祈りと再生の物語。
http://www.shinchosha.co.jp/book/306073/
https://www.shinchosha.co.jp/book/130536/