出演者紹介

出演者プロフィール

古川日出男(ふるかわ・ひでお)

1966年生まれ。小説家。主な著書に『おおきな森』(講談社)、『女たち三百人の裏切りの書』(新潮社、野間文芸新人賞・読売文学賞)、『南無ロックンロール二十一部経』(河出書房新社、鮭児文学賞)、『LOVE』(新潮文庫、三島由紀夫賞)、『アラビアの夜の種族』(角川文庫、日本推理作家協会賞・日本SF大賞)、『馬たちよ、それでも光は無垢で』(新潮文庫)、『聖家族』(新潮文庫)、『ベルカ、吠えないのか?』(文春文庫)など。戯曲に『冬眠する熊に添い寝してごらん』(新潮社、上演版演出・蜷川幸雄)、現代語訳に『平家物語』(河出書房新社)。最新刊は初のノンフィクション『ゼロエフ』(講談社)。朗読劇では脚本と演出を担当している。

古川日出男
©朝岡英輔

管啓次郎(すが・けいじろう)

1958年生まれ。詩人、明治大学理工学部教授(批評理論研究室)。主な著書に『コロンブスの犬』(河出文庫)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞)、『野生哲学』(小池桂一との共著、講談社現代新書)など。『犬探し/犬のパピルス』(Tombac)ほか全7冊の日本語詩集と英語詩集 Transit Blues (University of Canberra) を発表している。訳書にサン=テグジュペリ『星の王子さま』(角川文庫)、エイミー・ベンダー『レモンケーキの独特なさびしさ』(角川書店)、エドゥアール・グリッサン『第四世紀』(インスクリプト)、パティ・スミス『Mトレイン』(河出書房新社)などがある。
http://monpaysnatal.blogspot.jp

管啓次郎
©朝岡英輔

小島ケイタニーラブ(こじま・けいたにーらぶ)

1980年生まれ。音楽家。バンド「ANIMA」でデビュー後、『小島敬太』(WEATHER/HEADZ)、「It’s a cry run.」(スイッチパブリッシング/Rainy Day Records)、「はるやすみのよる」(愚音堂/Space Shower Music)をリリースした他、「NHK みんなのうた」に楽曲『毛布の日』を書き下ろす。台湾・香港でもCDデビュー、シンガポール、インドネシア、フィンランドなどの国際文芸フェスにも参加。著書に『こちら、苦手レスキューQQQ(絵・木下ようすけ)』、12曲のピアノ譜を収録した、野村喜和夫・朝岡英輔との共著『花冠日乗』、本名の小島敬太として柴田元幸との共編訳書『中国・アメリカ 謎SF』(すべて白水社)。

http://www.keitaney.com

小島ケイタニーラブ
©朝岡英輔

柴田元幸(しばた・もとゆき)

1954年生まれ。翻訳家。文芸誌「MONKEY」および英語版MONKEY責任編集。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、レベッカ・ブラウン、トマス・ピンチョン、エドワード・ゴーリー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソン、ジャック・ロンドン、マーク・トウェインなど翻訳多数。著書に『生半可な學者』(白水社、講談社エッセイ賞)、『アメリカン・ナルシス』(東京大学出版会、サントリー学芸賞)など。最近の訳書にミルハウザー『ホーム・ラン』(白水社)、ギンズバーグ『吠える その他の詩』(スイッチパブリッシング)など。

柴田元幸
©朝岡英輔

<映像>
河合宏樹(かわい・ひろき)

学生時代から自主映画を制作し、東日本大震災以降、ミュージシャンやパフォーマーらに焦点を当てた撮影や映像制作を続ける。2014年、朗読劇「銀河鉄道の夜」の活動を2年にわたり密着したドキュメンタリー作品『ほんとうのうた〜朗読劇「銀河鉄道の夜」を追って〜』発表。2016年、七尾旅人が戦死自衛官に扮した初のライブ映像作品『兵士 A』、2017年、飴屋法水と山下澄人の初公演『コルバトントリ、』を監督。2020年、“ろう”の写真家、齋藤陽道の子育てを通じコミュニケーションのあり方にフォーカスした監督作品『うたのはじまり』が全国公開。gotch、七尾旅人、クラムボン、蓮沼執太、青葉市子、yakushima treasure(水曜日のカムパネラ+オオルタイチ)他のライブ映像を多数手がける。七里圭監督作品『あなたはわたしじゃない』に撮影参加。

河合宏樹
©朝岡英輔